こんばんは!たけしーです🎾
今回は”もしドラ”こと『もしも高校野球のマネージャーがドラッガーのマネジメントを読んだら』から学ぶチームを強くする方法です!!
↑こちらです。
この本は2009年に出版されて、映画かもされているのですが、正直ちゃんと見たことがありませんでした。
ですが!この本、「発明品」です。
何がかと言いますと”ドラッガーの名著『マネジメント』の内容を物語調で実践まで落とし込み解説している”ところです!!
つまり『もしドラ』=『マネジメント』の解説本なのです!!
これを読めばチームを強くするためのヒントを得ることが出来ます!
作品の内容
まず、抑えるのはこの本の内容です。
それは”アメリカでいうマネージャーを日本のマネージャーに取り入れたらどうなるの??”です。
なるほど、分からん(笑)
ここで日本とアメリカのマネージャーを比べてみましょう。
・日本…スコア付け、片付けをする人 →→→ 雑用
・アメリカ…監督、GM →→→ 責任大
このように、全然意味するものが違います。
どちらが正しいではなく、日本とアメリカでマネージャーのサポートの仕方が違うのです。
主人公のみなみは最初に「程高野球部を甲子園へ連れて行く」と意思決定しています。
これは日本の「雑用」としてのサポートではなく、「責任を負う」というサポートをしたらどうなる?ということになります。
これを踏まえて次は解説です。
マネジメントには順番がある
小説の中でも、チームは最初バラバラです。練習とか結構サボってます。
これが良いとか悪いとかではなく
バラバラの人たちを良い方向へ持って行くことがマネジメントです。
ここで疑問に出るのは、
・良い方向に持って行くためには?
・そもそも良い方向って何? というこうとです。
これを解決するには順番があります。
- 顧客とは何かを考える
- 顧客が求めていることは何か(マーケティング)
- 結果にフォーカスして取り組む
この順番で進めて行きます。
1.顧客とは何かを考える
まず、最初に考えるのは顧客です。
『もしドラ』の作中では
親、先生、学校、野球ファン、東京都民、スポーツ用品店、野球部員など
「野球に関わる全ての人は顧客である」と定義づけました。
この人たちが何を求めているかを探ることをマーケティングと言います。
2.顧客が求めていることは何か
次はマーケティングです。
『もしドラ』では
「野球に関わる人たちに感動を与えること」を活動目的としました。
それを達成するために、お見合い面談を行い、野球部員のニーズを丁寧に探りました。
ここで、野球部員たちはなぜ野球部に入ったの?や、野球部員が野球部に求めていることってなんなの?ということを聞き出しました。
しかし、聞き出すだけでは良い方向には行きません。
つまり、マーケティングは必要ですが、マーケティングだけでは成功しないということです。
何にフォーカスして実践するのでしょうか?
3.結果にフォーカスして活動を行う
最終的なみなみの目標は「程高を甲子園に連れて行くこと」です。
結果にフォーカスしないと意味がないと『マネジメント』には書かれていました。
『もしドラ』では
達成するために捨てるものとやることの選別を行いました。
例)送りバント→リスクの割に得点に繋がりづらい
ノーボール戦法→野手の負担を少なくするため
ここで大事なのは、「やることを決め、やらないことは諦めること」です。
諦めるというと聞こえは悪いかもしれませんが、やらないことを決めることによって勝つための能力を引き上げるという作戦でした。もちろん全部できる人は違う戦法になると思います。
残念ながら、程高はそれぐらいしないと結果を出せなかったのです。
そして、もう一つここで大事な考え方。
結果を出そうとしたプロセスが重要という発想はやめましょうです!!
なかなか厳しいこと言うなと思いました(笑)
どうやら、プロセスが大事と言うのは外野(関係ない人)が言うことで、当事者HA思ってはいけないようです。全ては結果を残すために活動していると考えましょう!!
マネジメントの内容は、ざっくり言うとこんな感じです。
具体的な行動はそこにいる人たちの特徴で大きく変わりますが、この順序でみなさんもマネジメント勧めて見ましょう!!
最後は私の個人的な感想です。
個人的感想
この本、本当に面白かったです。
マネジメントをすごく噛み砕いて説明しているので、読みやすいしわかりやすい本でした。
個人的には夕紀ちゃんには死んで欲しくなかった、、。
でも、大切な人が亡くなることで気づくこともたくさんあると最近特に感じます。
僕も本当にお世話になっていた方が最近亡くなりましたが、コロナの状況なのでお葬式も行けず、悔しい思いをしました。その時に、一人ひとりに真摯に接して行こうと本当に感じました。
まだまだ出来ているとは言えませんけど、意識するきっかけになったなあ、、。
マネジメントもそうですが、結構タイミングが重要に描かれています。
特に春の甲子園の予選敗退とか、チームがガラッと変わるタイミングでした。
是非、一度手にとって実際に読んで見てください。
勉強になり、感動もできる最高の書籍です。
ぜひ、コメントなどありましたら気軽にしてください!🙌
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